BAUBIOLOGIE

バウビオロギー(Baubiologie)とは、ドイツ語を直接にカタカナで表したものです。
BAU(バウ)=建築、建設、構成、機構などを意味します。概念としては、人間が建設してきたものの全体を意味しています。
BIO(ビオ)=人間、植物、動物など、地球上のすべての生命体を意味します。
Logos(ロゴス)=ラテン語で言葉、精神、世界理性ということを意味しています。
以上の三つの言葉が結び付いた「バウビオロギー」とは、「人間が人工的に作り上げた環境や全体と、地球上の生命を、ロゴス (言葉、精神、世界理念)で結び付けた」ということを意味します。簡単に言うと、人間がしてきたことも自然がしてきたことも、そのすべてがひとつの世界理性に貫かれている、ということを意味しています。建築と生物の中間をロゴスが埋めてくれている、ということなのです。 もっと要約すれば、バウビオロギーとは「人間と自然に適合した理性ある建築」ということなのです。

いぐさ畳は"空気清浄"と"抗菌"の効果がある

シックハウス原因とるVOC類や大気汚染の原因となる二酸化窒素を吸収し、空気を清浄する効果があります。また、水虫の原因となる菌や匂いの原因となるブドウ球菌に抗菌作用があります。山本工務店のつくる家の和室には、日本一の生産量を誇る熊本の「いぐさ」をつかった"畳"を使用しています。

"吸放湿性のある漆喰"により調湿する

漆喰で特筆すべきなのが調湿作用です。漆喰はよく「呼吸する壁」といわれます。これは、湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分を放出する湿度調整の機能を持っている為です。梅雨時期など湿気の高い状態でもお部屋の中は快適で、年間を通じて快適な湿度に調節してくれます。

バウビオロギー25の指針

1.建設敷地を吟味する
2.工業地帯の中心や幹線道路から住居地をはなす
3.緩やかに分散した建築の風景、緑あふれるジードルンク
4.自然とむきあう、個性的で人間的な住環境とは
5.自然建材を適材適所に
6.周壁面は呼吸できるように
7.室内の湿気を吸放湿性のある建材によって調整する
8.空気中の汚染物質を、建材の吸着性によって無害化する
9.断熱、蓄熱のバランスを
10.室内空気温度と周壁面温度のバランスを
11.太陽エネルギーを有効利用しつつ、放射熱による暖房を
12.新建築物件の湿気と建材の乾燥

13.心地よい室内の匂い、有毒ガスを放出しないこと
14.色彩、照明、、自然採光のバランスを
15.遮音、振動の検討
16.高い放射能を示さない建材を用いる
17.自然の大気電場を保持する
18.自然地場を歪めない
19.人工の電磁場をひろげない
20.生命に必要な宇宙的・地上的放射線を変えない
21.空間造形のための生理学的認識
22.調和的な尺度、プロポーション、フォルム
23.環境問題と製造エネルギー
24.限りある資源、貴重な資源の乱開発に歯止めを
25.社会に負荷を与えない

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